日本のおもてなし文化のひとつにお手洗いの清潔さ、気くばり力を私は感じます。
というのも、お手洗いがおしゃれで美しいところが多いですよね。
温水便座(ウォシュレット)
消臭スプレー
トイレットペーパーの設置
音姫
パウダールーム
レストランやホテルなどでしたら、お手拭きのタオルや女性のいざというときの衛生用品なども置かれていたりします。
デパートのお手洗いの美しいこと。
Instagramなどではホテルのお手洗いで撮影した風景もあったりします。
それほどまでのお手洗い。
お掃除をしてくださる方がいらっしゃるからきれいに保てていると思います。
先日自分の職場でお手洗いに入ろうとすると、別のスタッフが出てきてもじもじ・・・
私に一言
あの~、お手洗いなんですけど、とっても大きいのをされた人がいて
汚れているんです。
私じゃないので・・・
と。
あら?そうなの?きちんと拭いていってほしいよね?
私は気にしないから入りますね。
といって入りました。
ふき取ればいいのに・・・と本心は思いました。
入ってみると運がしっかりとついていましたが、そっとトイレットペーパーでふき取り、側にあった消毒液でシュッシュとそのあたりを殺菌しました。
実は私、こういうの何でもないのです。
お手洗いによっては数限られている個室の場合、選ぶことができず、妥協できる範囲であればその個室に入らざるを得ません。
私は自分が入った後というのは、必ずほかも汚れていないか確認してから出るようにしています。
汚れていた場合は自分ではなくてもきれいにしてから出ます。
今回のように、私じゃないんです・・・と言えるタイミングがあればいいですが、前の方の後ろ姿を見送った後に自分が入ったとしたら、その人が汚した人だと思ってしまいますよね。
お手洗いをきれいにするのはお掃除のおばさんの仕事だとは思います。
だからといってお手洗いを汚したまま出ていくのは、ちょっと気くばりが足りない気がするのです。
便座の蓋をあけっぱなし
トイレットペーパーがなくなってしまったのに替えない
手洗い場所の水分を拭きとらない
これらは見逃せません。
蓋が付いているものは閉めるものです。
トイレットペーパーがなくなってしまったらそのままにしておくのではなく、新しいものを足しましょう。
もちろん替えがその場にない場合は仕方ないですが、そんな時は私はこそっとスタッフさんに耳打ちしてお伝えします。
私の直後に入る方を困らせないためです。
どんなに美しく着飾った方でも、手を洗った後の洗面所に飛び散った水分を拭きとらない方を見るとイメージが半減します。
誰も見ていないところで後の方のことを考え行動することは気くばり美人の行動です。
立つ鳥後を濁さず・・・
こういう時に使うわけではないかもしれませんが、運が流れていくときにはその様子を見て自身の健康状態をチェックし、正直私は便座を開けて確認することもあります。
そして一通り自分の粗相がないかを確認して出るようにしています。
音姫の強い存在
よくお手洗いをするときの音が気になり水を何度も流してしまうのを防ぎ資源を守るために音姫というものがお手洗いについています。
時と場合によっては非常に有効なアイテムです。
海外では音姫などもなく、防犯上ですが上も下も空いています。
扉のとってつけも悪く隙間から手洗いをしている他人と目が合う・・・なんて不思議な状況もあるぐらいです。
正直音姫は不要だと思われる方もいらっしゃると思います。
でも私はそういうものを開発する日本人の提案は嫌いではありません。
ぶりぶりっつ!!!
と知り合いの音を聞いてしまったときの気まずさ・・・
笑える相手ならいいですが、職場の同僚や先輩後輩・クライアントなど、そこまで笑いを共有できる相手出ない限り、厳しいものがあります。
こんなとき音姫は強い味方です。
海外のトイレは有料
お手洗いを我慢できるぎりぎりラインまで達したときに見つけたお手洗いは神々しいですよね。
ところが、ヨーロッパに旅行した際に鍵がかかっていて入れない・・・
そんなことがありました。
ハワイの時も、わざわざ鍵を借りてからでないとトイレに行くことができない。
なんて不便なの!?と思った方も少なくはないはず。
しかも門番のようなおばちゃんがそばにいてチップを置いてくださいと言います。
お手洗いが有料!?
衝撃でした。
でも犯罪が多い海外ならではで、鍵がついているからこそ防犯に一役買っているのでしょう。
日本はつくづく安全な国ですね。
さいごに
とってもいいレストランでもご家庭でもトイレが汚い、埃だらけのところというのはお掃除が行き届いていません。
毎日私たちが健康でいられるのに重要なお手洗い。
トイレの神様が守ってくれていますから、ぜひ美しく保ちたいものです。
私もなかなか毎日お掃除することができませんが、定期的にはきれいにしています。
毎日お掃除すると汚れませんので、お掃除も実はとってもラクだったりするのです。
トイレの神様に感謝して、清潔に保ちましょう♪
必ず気くばり美人道につながりますよ。
本日もありがとうございました!
ではまた次回のブログでお会いしましょう♪