おもてなし力をつけるには?

 

こんにちは。

前回のブログで、おもてなし力=思いやり ということを定義づけました。

お相手にどのように思いやりを持って接することができるのか?

その為には以下のスキルが必要になります。

・相手を観察する

・お相手が求めていることは何かを察知する

・先回りしてその願いを叶えるにはどうすればいいかを考える

このステップで順番に見ていきましょう。

 

相手を観察する

まずはじめに、人を観察していないと何も始まりません。

例えば職場のデスクでPCに向かって一心不乱にタイピングしているだけでは

周りが見えていません。

周囲を見渡して、相手が今どういう状況なのかを分かっていないとなにもできませんね。

つまり、常日頃からなんとなくでいいので、周囲を感じて行動することが大切です。

その人の習性・くせ・ルーティン、嗜好などもわかっておくといいですね。

 

対お客様だと、顧客管理ノートやメモでしっかりと相手に興味を持って

情報を聞き出し把握、記録します。

それと同じで共に働くスタッフにもその気くばりがあってもいいのではないでしょうか。

 

その為には、食事にでかけたり、飲みに行ったりすることで

普段職場では見られない本音の部分や、その人の違った一面も見えてきます。

仲良くなることが大事ですね✨

 

 

お相手が求めていることは何かを察知する

お相手の行動を見ていれば、次に何を欲しているかわかってきます。

締め日が近いから、ピリピリしているのかな?

今日は天気が悪くて気圧の変化により、体調が悪いんじゃないかな?

いつもとメイクが違う気がするけれど、今日はおでかけかな?

素敵なスーツを着られているな?新調されたのかな?などなど・・・

 

「そのスーツとってもよくお似合いです」

といったことから話が膨らむこともありますからね。

素直に相手の持ち物、相手そのものを褒めることもできると

素敵なコミュニケーションがとれるのです。

 

その際も

「素敵なスーツですね」

は、もちろん嬉しいと思いますが、

あなたに良く似合っている

あなただから素敵に見える

あなたにしか着こなせない特殊な色であること

など

他の方だと得られないであろう、オリジナルな褒めポイントを言うと

おべんちゃらに聞こえることはありません。

しっかり本音で思ったことを伝えることがいちばん気持ちが伝わるので

思ってもいないことを言うのはNGですよ。

本当に素敵だと思ったらお伝えしましょう。

 

 

先回りしてその願いを叶えるにはどうすればいいかを考える

たとえば、お相手が今何をしていてどうしたいのか?

この次何を求めているのか?がわかると、先回りをした行動をとることができます。

ルーティンがわかっていたらある程度予測がつくこともあります。

 

例えば、オフィスでのランチタイム。

外にお出かけの際はともかく、オフィス内で食事をすることもありますね。

休憩前後は大体お手洗いにいくでしょう。

相手の行動を見ながら、どのタイミングで行くと相手とがっちゃんこしないかなど

見極めるのも、普段から行動を見ていれば大体わかります。

お手洗いの数が少ない場合は、混み合う時間はさけるとか

別の階で利用するなど、周囲を見ながら行動するのは当然のこと。

相手の時間だけでなく、自分の時間も有効に使うために、

気くばりをするのは得策だと私は思うのです。

 

もちろん、待っていてもいいと思いますが、

私はお手洗いはほっと一息できる場所だと思っているので、

せかされずに座りたいものです。

 

また会議などが控えている場合、

発言を求められる主要人物である役職の方たちは

ピリピリしがちです。

前の日に資料ができていて、準備万端だったとしても

当日、起こりうるイレギュラー対応に柔軟になるためにも

予備を用意したり、再確認をしてコミュニケーションを取っておくことも大切。

念には念を!

転ばぬ先の杖 ですね。

ほっとできるような提案として

長くなりそうな会議の際は、コーヒータイムやちょっとしたおやつを準備するなども

事前に上長と確認しておくと慌てずすみますね。

 

今日はちょっとした思いやりのスキルについて書きました。

参考になっていたら嬉しいです。

ほんのちょっとの心配りで、職場が和やかになるといいですね。

所詮は人対人です。

お互いを思いやってこそ、円滑に進むことができるので

思いやりは大切なコミュニケーションの一つです。

ぜひ、面倒くさがらずにやってみてくださいね。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた次回のブログでお会いしましょう♪

 

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