自分は悪くない・・・あなたをおブスにすることば

愛され気くばり美人道

 

 

さて、宝塚歌劇団に伝わる教え“ブスの25箇条”も残り二つとなりました。

今日はこちらについてお話いたします。

※25箇条のご紹介はページの最下部をご覧ください。

 

自分が最も正しいと思いこんでいる

 

どの業界でもこういう人はいるのではないでしょうか?

自分の意見を曲げることなく、いつも自分が正しいと思っている人。

 

わかりやすく言うと、自分は間違っていないと言い張る人です。

 

確かに、その人が間違っていないこともあるかもしれません。

でも他人の意見を取り入れる姿勢はとても重要です。

 

この手のタイプは、意見を言うと必ず反論します。

決して自分が間違っていないと信じて疑わないのです。

本当に自信のある時はそれでもかまいませんが、それにしてもいったんは人の意見を聞き入れることが大切です。

 

少しずれてしまうかもしれませんが、一例をあげてみましょう。

宝塚歌劇団にいたときにダンスの振付でとても難しいステップがありました。

私はダンスが得意だったので、先生の振りを確実に覚え、ものにしました。

自主稽古の時に上級生が全体を見て、

 

ここの振りはこうじゃない?

 

と全く違う振りをされたことがありました。

 

本来なら、違っていたら違っているというのが当然なのですが、ここは宝塚。

上級生がこうじゃない?と言ったらこうなってしまうものなのです。

 

特殊なステップで、普段習っていない系統のダンスになるため、誰もが習得できないステップでした。

違うんだけどな~と思いながらも反論できず、それに従ったことがありました。

 

本稽古の際に、振付家の先生が気づいてステップの間違いを指摘してくれましたので、無事に元通りのステップに戻りました。

 

この時は、自分の意見を言わず上級生の出方を見て考えました。

でも上級生が見てくださる前に、本当は下級生だけで自主稽古を積んでそろえておかなくてはならないものですから反省点です。

その時に、揃っていなかったからこそ上級生が見て振りをそろえるということになったわけです。

 

上級生に直接言わず、振付家の先生の前で振りを確認してそれとなく公に直してもらう手もあります。

相手の口答えをせず、本来の形に持っていく。

そんな努力をしたこともありました。

 

海外の人からは考えられないことかもしれません。

現代の令和時代に生きる人の中には、そんなまどろっこしいことやっていられません!という方もいらっしゃるかと思います。

 

でも日本の伝統文化の中には、無言で相手にわからせるというものもあります。

ご自身がそこから悟らなければならないものもあります。

 

私は日本の良き文化だと思っています。

 

 

言わなきゃわからない

 

それだけは人生は“足らず”です。

言わなくてもなんとなく予測はつくはずです。

 

察するという行動はできないと突っぱねてしまうのではなく、相手の心を予測して考えてみることができたら、それこそ気くばり美人です。

 

日本人は、特に女性は「察してほしい」生き物です。

 

予測不可能な思考の時もありますので、その時は仕方ないですが、相手の行動を常日頃から見ているとおのずと分かってくるはずです。

わからない人は観察力がまだまだ足りないと思いますし、会話やコミュニケーションが足りない場合もあります。

 

でもあくまでもこれは

“気くばりができたほうがいい”

“気くばりできる人になりたい”

そう思っている方向けの意見になりますので、はっきり言ってもらった方がいいという方は、その言動をすればいいのです。

 

こうやって宝塚歌劇団に伝わる教え“ブスの25箇条”ですが、いろいろなことをトータルして話すと同じ内容のことを言っている部分が多かったように思います。

細分化してわかりやすくなっていますが、根本は

 

気くばり力を上げる

 

ということにつながります。

 

気くばり力を上げると、人から愛されます。

人から愛されると毎日が幸せで、いいオーラもまとうことができ、またいい人との出会いが待っているのです。

 

良い出来事だけ引き寄せたいと思ったら、良い環境にして自分もそこにそぐう人になることです。

 

人生は長いようで短く、短いようで長い。

どう生きるか?

いくつになっても変わらない自分軸を持つことが大切だと思います。

 

 

本日もお読みくださりありがとうございました。

 

ではまた次回のブログでお会いしましょう♪

 

 

 

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