人は見た目が9割というのを聞いたことがありますか?
第一印象というのはわずか3秒で決まると言われています。
外見と声のトーン・話し方でその人の印象は9割決まってしまうということです。
初めまして
例えばこの一言で初めて会う方にご挨拶をしたとしましょう。
その時に、
ああ、感じのいい人だな・・・
と思ってもらえるかどうか。
それによって、その後話を聞く態勢になるかどうかは脳が勝手に決めてしまいます。
だからまず、自分の世界観を一瞬で伝えるための外見を作ることは非常に重要です。
メラビアンの法則
人は相手からの情報を次のような割合で感じ取っています。
視覚情報(見た目・姿勢・表情)55%
聴覚情報(声のトーン・話すスピードなど)38%
言語情報 (話の内容)7%
これはメラビアンの法則といってアルバート・メラビアンという心理学者が発表した論文の研究結果を法則化したものです。
視覚・聴覚・言語情報、この3つの情報に矛盾を感じると、人は優先的にこの55-38-7この割合で情報を優先するというものです。
つまり、言語として相手に好意的なことを話していても、表情が怒っていて態度が好意的なものでない場合は、聞いている側に好意的な印象は残りません。
話をするときは、この3つの情報が必ず一致していることが重要だとメラビアンは伝えています。
外見だけよければ話の内容はどうでもいいというわけではありませんし、第一印象が最悪でもその後の話の内容が面白かった場合は最後まで聞いてもらえる可能性もあります。
ただ、時と場合によります。
YouTubeのような一瞬でスワイプして次のページに飛んでしまう場合は、最初の印象で本題まで行きつけない場合があります。
また面接やオーディションのようなわずかな時間の間に印象付けるには、相手に好意的に映る必要があります。
ということは、外見を磨くということは非常に重要になってきます。
次にまた会いたいと思ってもらえるようにするためにも、まずは人から見て好感度の持てる外見を作ることが大事ですね。
好感度を持ってもらうための外見とは?
身だしなみですね。
まずスーツやファッションに清潔感があること。
汚れやほつれ、テカリや型崩れなどないものを着ることです。
髪型は男性であれば額は見せたほうがすっきりします。
どうしても前髪をおろしたいというときは少な目に、そしてきちんとセットをしていることがわかる髪型にしましょう。
整髪料はなるべく香料の少ないものを選び、香水もさわやかなほんのり香る程度がおすすめです。
女性であれば自分の魅せたい雰囲気に寄りますが、すっきり知的であればおくれ毛などがあまりない方がいいですし、職業によってはふんわりカールがあるとやわらかい印象になっていいかと思います。
手を抜いてはいけないところは髪。
お手入れの行き届いた艶のある髪の毛に仕上げましょう。
私は夜と朝とヘアオイルを塗るようにしています。
バシバシの髪の毛や、色落ちした髪色、そして枝毛や白髪などにも注意します。
清楚なヘアメイク
これも、その人の顔に寄りますので、自分に似合うものを選び研究が必要です。
いつかこれも、レクチャーできるようになればいいなと思います。
眉毛の印象や口紅、チークなどなど・・・
でも一番は美肌であること。
食事や睡眠に左右されるお肌は、その人の生活リズムが顕著に出てきます。
生活の乱れがないかも、自己管理という点で大切になってくるわけです。
女性であれば首のお手入れ、そして手先も美しくあるといいですね。
しわやシミは年齢とともに出てくるものではありますが、手入れを怠っている手先はすぐにばれてしまいます。
ハンドクリームを塗ってうるおいのある手をキープし、ネイルはフレンチネイルか薄いピンクやベージュの一色塗りがいいと思います。
ただし、これも職業柄になりますので、お料理関係のお仕事をしている人や水を触るお仕事をしている人の手はネイルのお手入れをしていないほうがそれらしいですね。
ネイルできれいに施されていると、本当にこの人お仕事しているのかしら?となったりしてしまいますから。
広報・PR関係はトレンド感のあるおしゃれなネイルがおすすめです。
それ相応のスタイルでよいかと思います。
私の今の指先は白いところが見えないように、短くカットしています。
ネイルをしていたころは、指先がきれいに見えるのと、甘皮の処理をネイリストさんがしてくださるので、常に美しい手元がキープされていました。
ただし、これも少し伸びてしまうと、PCのキーボードが打ちにくくなり誤字脱字の原因を作り出します。
爪の先にものが挟まったりして、かえって不潔になりますので注意が必要です。
ヒールのかかとはすり減っていませんか?
ヒールで歩いているときに、かかとの音が変な人がいます。
これはかかとがすり減っているときの音です。
男性がナンパするときに、靴のかかとの音を聞いて声をかける人を選ぶというぐらい、隙だらけの状態になるため、非常に重要なポイントです。
私も、確認せずに家を出た直後に気付くときがあります。
どうしようもないのですが、せめて音が出ないようにかかとを付けずに歩いたりします。(これはあくまでも応急処置)
高価なものですべてをそろえる必要はありませんが、上等な靴であれば大事に履きますので、ローテーションが遅く痛みにくいのも事実です。
私はヒールがとても好きなので、たくさん買い揃えて、気分よく歩いてテンションを上げていました。
このように、大事なシーンで自分のテンションを保つためにも、こだわりポイントはあった方がいいでしょう。
カバンはビジネスを意識して持つこと
学生のころだとスーツにリュックというスタイルもありますが、私は個人的にはあまり好きではありません。
ショルダーのリクルートバックのようなものもセンスがありませんね。
新卒の就活ではありませんから、こなれ感を出したいものです。
そして、意外とバッグは劣化が目立つポイントでもあります。
ショルダー部分や、手持ちタイプの取手の部分というのはモケモケしやすい部分になります。
安物のバッグを購入すると、こういうところの縫製が甘かったりしますので、使い捨てのように使い切るか、少し上等なものを購入し大事に使うのもおすすめです。
知的な美人をめざそう
昔、外資系の不動産で働いていた時に、たまたま仲良くなった東京本社の女の子に
さくらさん、美人は成功しますから
と言われたことがありました。
美人は外見で得しているのだから、それ以外の部分をしっかり磨けば鬼に金棒というわけです!
自分が最も美しく好感度を持ってもらえるように磨き上げるのも営業マンとしての大切さでもありますね。
仕事は必ず営業という部署があり、お客様との信頼関係や、その方とお会いするときの姿勢にも誠意が現れるものですから、きちんと身だしなみを整えることが必要です。
次回は第一印象で外見の次に大切なポイントである声のトーンについてお話したいと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回のブログでお会いしましょう♪