つかんだチャンスを他人に壊されないようにするための方法

他人に嫉妬したことはありますか？

人生で何度が訪れる（人によってはたくさん）チャンス！ものにしていますか？

今日は宝塚歌劇団に伝わる教え“ブスの25箇条”より

他人にシットする

についてたくさんお話していきましょう。

※25箇条のご紹介はページの最下部をご覧ください。

自分ができないこと、手に入れられないものを他人が持っていたらどう思うでしょうか。

たいていの人はうらやましい、いいなあ・・・

でもそのうち、それが欲しくなったり、それが叶わないのであれば台無しにしてやろうという気になったりと、良くない気持ちが出てくることもあります。

芸能の世界に限らず、どの業界でも恋愛でもそれはあります。

嫉妬するなんてよくない。

そう思っていても感情はそんなにコントロールできるほどやさしいものではありません。

どうして他人に嫉妬するのでしょうか。

それはいとも簡単に手に入っているようにみえることが原因です。

私はこんなに努力したのに、こんなに頑張っているのに、なぜあの人だけ？

私はどちらの立場にもなったことがあります。

役で言うと分かりやすいですよね。

私のほうが絶対にうまいのに！選ばれなかった悔しさ、もうどうにもならないことに毎夜涙が出るほど悔しかった日々がありました。

でも後で冷静になって考えてみると、それが客観的な目線での事実なのです。

それを認めて前に進むしかないのです。

これは心のトレーニング。

私は悔しくて頑張れるタイプではないので、あきらめてしまうことも多かったのです。

くやしさをバネに頑張れる人がうらやましかったことを覚えています。

人生はワンチャンス

その時、そのタイミングでチャンスをつかめるかどうかは日々どのぐらい身軽でいられるかです。

チャンスの神様が来た時に前髪をさっとつかめるかどうか？

チャンスの神様は前髪しかありません。

通り過ぎてしまうともうつかめないのです。

他人に嫉妬の気持ちを抱いている暇があったらすぐに次のチャンスの神様の到来に向けて準備を進めるのです。

それと逆の立場の場合。

もしかしたら本当に、簡単に手に入ったラッキーシリーズもあります。

そんな時は、他人が嫉妬することを想定して必ず隠すか、冷静に装います。

そしていつもより謙虚に注意深く周りをよく見ます。

世の中にはよくない人もいるので、あなたを陥れようとはしないまでもチャンスのおこぼれを虎視眈々と狙っていたり、足を引っ張ろうとする人もいるかもしれません。

私は確実に足を引っ張られる行動を影でされているな・・・と思ったら気づいていないそぶりでじっくり観察し、注意深く行動します。

手落ちはないか？

自分のしていることに傲慢さはないか？

そして誰が見ても私に来てしかるべきチャンスだったと分からせるように努力して実力で認めざるを得ない状況にします。

これが秘訣です。

気くばりポイント

常に変わらない態度でいること

チャンスをつかんだ自分とチャンスを逃した人が一緒に混在する場所では、どういう態度を取るのが一番いいのでしょうか。

それは普段と変わらない態度でいることです。

チャンスを逃した人に気を使って何かをすることが余計に相手をいらだたせます。

それは全くもって逆効果。

こちらが変わらない態度で接すれば、相手も大人げない行動にでなくなります。

だからぜひいつもと同じ態度でいましょう。

おまけ

久々に「ガラスの仮面」ネタです。

大都芸能の速水英介は、家政婦の息子の優秀さを見初め家政婦と結婚し、その息子真澄を跡取りとして自分の養子に迎えます。

まだ使用人の息子扱いの時に、親戚中の子供たちがいる中で、速水真澄に最高の贈り物をします。

ひとりだけいいものをもらった速水真澄を周りの子供たちは恨めしい目つきで見ています。

そして、それを壊しにかかるのです。

多勢相手に守ることができず、真澄はせっかくもらったプレゼントを粉々に壊されてしまいます。

謝罪をする速水真澄に、父英介はこういいます。

これでわかっただろ、真澄。

宝物を得たときは見せびらかしてはいけない。

このように壊されるのだ。

徹底的に隠せ！

英介は真澄にこの教訓を教えるのでした。

なんとも勉強になる日本の漫画です。

社会に出てそういったことはあまり遭遇しないかと思いましたが、職場は戦場なので様々なことが起こります。

これはまた別の機会にお話ししますね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた次回のブログでお会いしましょう♪