さて今日は、気くばりができると人生でどういいことがあるのかについてお話いたします。
これは決まった定義があるというわけではなく、私が宝塚を退団し社会人として人生をあゆんできた期間で経験したことをまとめているものです。
個人の意見もふんだんに入っておりますので、一例として参考にしていただければ幸いです。
気くばりができるといいこと3つ
- 人から愛される
- 人からの信頼を得やすい
- 人脈が広がる
今日はこの3つについてお話します。
人から愛される
気くばりができる人というのは人から好かれます。それは周りの人がその人といると居心地がよくなるからです。
人間は常に安心・安全を求める本能が備わっていますので、この人といると危険がないということで精神的にくつろぐことができます。
これは意識的に感じることもありますが、無意識のうちにそばにいる、仲良くなっていたなんて経験ありませんか?
そんな人には挨拶も自然にできますし、笑顔にもなります。
この人素敵だなあと思ったら気持ちよく挨拶や会話を楽しむことができますよね。
なぜかわからないけれどよく話しかけられるという人はすでに愛されキャラになっています。
人から信頼を得やすい
人から好かれるということは同時に周りとの人間関係を築きやすくなります。周囲の人はその人といると居心地がいいので話しやすくなり相談ごとを持ちかけたり話をきいてもらいたくなる空気感なども出てきます。これは理屈ではなく空気感で感じ取れるものになります。
人と人間関係を築くことができるということは、人とのストレスが軽減されますので、生きていくうえで苦手な人も少なくなってきます。
第一印象が悪くてどうなの?と思う方とでも、何か人間関係を築けるポイントがあるのでは?と探す努力は必要ですが、これはまた別の機会に触れますね。
人間関係が構築されるので、コミュニケーションも取りやすくなります。
仕事においてコミュニケーションが取れると調和が生まれそこにはよい“気”が流れます。
仕事面などであればこの人に頼めば気をくばって円滑に進めてくれますので、一緒に仕事がしたいと周りから思われるようになります。
どうせなら楽しくて居心地のよい人と仕事したくないですか?
まわりから自然に楽しい仕事がどんどんやってきます。
人脈が広がる
仕事やプライベートで人を紹介する場面があります。そんなとき気くばりができる人は躊躇なく人を紹介してもらえるので人脈が広がります。
人脈は自分自身が築いてきた財産です。
類は友を呼ぶとはよく言ったもので、常に自分のまわりには今の自分のレベルでの人脈があるのです。
自分が今よりいい人脈を築きたければまずそういった方の目に留まる人になることです。
必ずしも経営者や重役の方が素晴らしい人ばかりとは限りませんが、彼らはあらゆる人を見てきた経験で人を見る目にたけている方が比較的多いので人を見たら、すぐにわかります。
またたくさんの方と出会う機会も多いので、本当に自分にとって必要な人なのかどうかという目線で次回からの関係性に続くかどうかの判断もされています。
人を紹介するときには自分の立場を汚すことのない方を選んでご紹介します。
ご紹介したお相手が、こんな素晴らしい人をご紹介いただけるなんて本当にありがとうございます!と言われることを望んでいるのです。
この人に頼めばいい方を紹介してくれる、間違いないとなり新たな信頼関係がそこに生まれるからです。
私はこの3点でいつも得をしてきました。
人間性のある新しい方に出会えるということは、知見が広がりますし新しいビジネスにもつながります。
趣味の幅も世界も広がりますのでぜひ自分自身の糧にしてください。
このブログでは気くばりができるとチャンスがたくさんやってくるということについて宝塚での経験をもとにお話をしています。
ご興味があればぜひ過去ブログも読んでくださいね。
ではまた明日のブログで!
おまけ
気くばりができる人のまわりには同じような人が集まってきます。
もちろん紹介もしていただきましたし、紹介もしました。
でもここで別のポイントをひとつ。
恋愛において自分の好きな人や彼は紹介しないことです。笑
男女においては、いつどこで何があるかわかりません。とても信頼しているからといって自分の彼や好意を持っている人をご紹介して気が付けばそこがくっついていた・・・なんてことになってしまうと、信頼関係も崩れ落ちます。
特に少しでも好意を持っている人は自分だけの宝物として人に見せるのはやめましょう。結婚式当日でよいのではないでしょうか。
私自身も好きだった人をうかうかしている間に持っていかれましたし、友人も彼を取られてしまった経験がありました。
それはそれで関係性に問題があったのでは?という話にもなりますが、いずれにせよ信頼関係において用心するに越したことはありません。人生でできる限り失敗経験やトラウマはないほうがいいと思いますのでその原因になることは避けるべきです。
これはまた気くばりとは別の話になりますので、女子トークにてお話したいと思います。