センスを身につけるにはたくさんの知識と経験との関係性が高いということを前回のブログでお話しました。
私は普段から知識を身につけよう、文章力を身につけようと読書をすることを心がけています。
でも毎日やることに追われて、自宅に帰ってからもあれこれと仕事のことなどを考えているようで
「あれしなきゃ、これを先にしておかなきゃ!」と
いろんな邪念がポンポン出てきて集中して本を読むことができず、本日も断念してしまった!ということがよくありました。
年末年始、今年は何にもしないでおこうと決心し、大掃除もしないで普通に過ごしました。
しないと決めたので、焦りもなく穏やかな毎日を過ごしたため、集中して本を読むことができました。
“集中する”ということはこういうことだったのか?と
あらためて思い出すぐらい久々の出来事で、一冊を読了できた喜びと達成感、そして充実感に満ち溢れていました。
一文一文しっかりと頭に入ってきて心に響きます。
読書はストレス解消に効果的!?
ある記事で読書は68%ストレスを軽減させると記載がありました。
読書でストレスを軽減させるということが本当にできるのかと思っていましたが、これは実証です。
残念ながらデータ的なものは私個人で取ることはできませんが、夜に夢を見て情報を整理していることはわかりました。
夢を見ていると眠りが浅いと言いますが、起きたときの爽快感は最高でした!
それから行動が変わり、気持ちに余裕が出てきました。
ひとつずつ丁寧にことを運ぶ
動作はバタバタせずある程度余裕を持った行動をする
LINEの文章なども読みやすいように改行したり絵文字を使い文章を柔らかく表現する
これらは、今までの私にはありませんでした。
なんだかバタバタして、忙しいと言わないものの心と頭の整理ができていなかったのでしょう。
気くばりをしているつもりでも、少しやりすぎたかな?と反省したり、地に足がついていなかったようにも思います。
人それぞれ心を落ち着かせる方法はいろいろとあるかと思います。
ヨガ、瞑想、お祈りなど。
それらのどれもいいと思いますが、集中力を高めるということは結構いいです。
ストレスは何かに集中することで解消する
何かに集中するということは、大人になるとなかなかできません。
集中しているようで集中することを忘れている気がします。
もちろんお仕事で集中するのは当然なのですが、どうしてもオフィスだと本当に集中してしまうと周りが見えなくなってしまいます。
話しかけられたり、一つのことが終わるまでに次の課題が来たりするのを防ぐことはできません。
その結果、脳内がいつも忙しい人になってしまいます。
周りに気楽に気をくばれるようになるには、自分の頭の中が整理整頓されていることが必要ですね。
それでこそ、余裕が生まれ、周りに気をくばれるようになるというものです。
おまけ
以前、宝塚のメイク講座をメイクの先生から依頼され、メイクの先生に教えるという何とも不思議な講座を開いたことがあります。
メイクの先生のお伝えするなど、おこがましいにもほどがあるかと思ったのですが、実際に行ってみると好評でした。
というのも、普段メイクの先生は他人のお顔をメイクすることはあっても、自分の顔をがっつり舞台用にメイクすることはありません。
ましてや宝塚のメイクです。
やっていく中で話が弾み、私がレクチャーをするために自分の顔をメイクすると、それを見るだけでなるほど~!とご自身の手を進められます。
コツをつかむのもお上手でなんと優秀な生徒さんたち!
しかも集中力がすごい!
完成した後に、大人になってこんなに集中して楽しめたのが久しぶり!と新鮮な気持ちになったようでとても喜んでくださいました。
宝塚のメイクはノウハウです。
舞台や作品によっても違いますし、役柄や時代・髪型によっても変わってきますので基本をお伝えします。
自分が全くの別人になるというのはとても楽しいことなのです。
このように何かに集中できる時間があるというのは、楽しい人生を送る上で必要不可欠だということがわかりました。
皆さんにとっては何が一番集中できる時間帯ですか?
お稽古事など、なんでもいいのです。
これは将来役に立つか立たないかなどを考えずとも、自然と楽しくなる集中する時間を一つでも持つことはとても大切ですので、ぜひ探してみてくださいね。
今年はたくさんそういう時間を見つけようと思っています。
それではまた次回のブログでお会いしましょう♪
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。